2024年も春がやってきましたー。三寒四温が続きます、気を付けてお過ごし下さい。

縫製工場から見たコムデギャルソンの社風


『コムデギャルソンよりパリコレクションが無事終了しました』と、手書きFAXがパリより入り、ホッとしながら、ビールを飲んでいますが、いや~旨い。

このブログでも以前に書いた事がありますが、

コムデギャルソンの縫製工場に対する社風の話題。今のデジタル時代に手書きですよ!!

文面が。創業40年になろうとする老舗アパレルがです。あえて手書きで書かれていらっしゃると思いますが。確認するのも失礼ですし。あくまでも私の推測ですが、勘違いでしたらすみません。私自身はデジタル大好きのミーハーですので、ほとんどの仕事はパソコンとインターネットで作業しますし、FAXにしてもパソコンより送信します。(手書き風フォントを使って手書きっぽく書く事が有りますが、すぐにばれてしまいます。)どんなに気配りの行き届いた文章であっても、パソコン等で書かれたFAXより、手書きFAXの方が、私はうれしいですし、気持ちが伝わってきますが、、皆さんはいかかでしょうか?

それと共通して、

コムデギャルソンは新卒もしくは20歳代で入社し、定年まで勤め上げる社員もいるという社風の話題。

8月だったと思いますが、コムデギャルソンメインブランドの生産責任者が無事に定年退職との電話連絡が入り、しばらく思い出話。縫製工場が20年もお付き合いをしていればいろいろなトラブルも有りました。電話でのエピソードを一つ。10年以上前でしょうか?特殊ミシンを使う仕様だった為に、ミシン会社よりレンタルして、夜遅くに階段を使って、3人掛かりで2階まで運び込んだ事が有りました。本来ならばミシンに入っているミシンオイルを一度抜き取ってから移動しなければいけませんが、時間も無くてそのまま移動。階段の踊り場に全てのミシンオイルをこぼしてしまい、新聞紙で拭き取り作業。そう簡単には拭えませんから、かえって時間が掛かってしまいましたね。今から思えば、大変だった思い出です。

コムデギャルソンの社風は、社員がアナログの心の暖かさで、商品がデジタルの先鋭さとバランスの取れた会社だと思っています。

コムデギャルソンが衣装担当したウィーンオペラ上映情報
*縫製工場への敬意*を感じます。当然、毎回の展示会案内は直接電話でいただきます。LINEでも無く、BCCメールでも無く、各縫製工場に固定電話を使って、*肉声*で伝えてきます。
コムデギャルソンの縫製がきれいな理由
つまり映画製作に携わる大道具係みないな縫製工場ですね。これがコムデギャルソンの縫製がキレイな理由です。
 縫製工場が感じるコムデギャルソンの素材へのこだわり
コムデギャルソンさん(COMME des GARCONS)の発送方法は、サンプル縫製用の資材一式を送っていただく際、たとえ表地が1メートルでも、 わざわざダンボールの筒に巻いて送っていただいています。
縫製工場がお会いしたコムデギャルソン出身の元生産部スタッフの活躍
私たちサンプル縫製工場だけでは無く、コムデギャルソン生産部を退社した元生産スタッフの外部からの応援も含めて、成り立っているのではないでしょうか?
縫製工場へのお礼ファックスをコムデギャルソンは手書き
コムデギャルソンの社風は、社員がアナログの心の暖かさで、商品がデジタルの先鋭さとバランスの取れた会社だと思っています。
コムデギャルソンは定年まで勤め上げる社員もいるという社風
コムデギャルソンの社風は、老舗アパレルメーカーの中でも、定年退職まで勤め上げたくなる気質が有るのだと思います。
川久保玲さんとお会いした時の印象
川久保玲さんお会いした際、「誰か、お伺いしておりますか?」と、わざわざ立ち止まって、声を掛けていただきました。
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