今日は、最近、数多くいただく、ご相談について書いてみます。
弊社は、わずか5名で目の届く規模ですが、大規模の工場だとスポット外注先に仕事を振られ、汚いサンプルが混じるリスクが有ります。
縫製サンプルがキレイに上がらない時の対処法です。
縫製が難しい素材と、比較的縫いやすい素材を抱き合わせて、同じ工場に依頼します。その際、難しい素材は、社内で一番キレイなナンバーワン熟練技術者を『きっちり指名』して下さい。でも、難しい素材ばかりでは、工場も採算を取りずらいですから、その点にも気配りをして、ギブ アンド テイクの関係にします。
キレイなサンプルは、展示会後の量産でも『サンプルと全く同じに量産して下さい。』と、一言だけで済みます。
主要取引先展示会に伺うと、弊社よりもキレイなサンプルに出会います。私自身も、今よりもより技術向上の努力をしなければと良い刺激を受けます。気持ちが伝わりましたでしょうか?
余裕を持った職出しは、パリコレ準備が始まる11月中旬スタートし、職出しを持って、直接、工場に出向く事をオススメします。どうしたら、前回の縫製サンプルがキレイに上がらなかったのか?問題は、どこにあったのだろうか?
是非、縫製工場の現場に出向いて、一緒に問題解決して、キレイなサンプルのみで展示会を開催し、1点でも多くの受注をいただける様に、頑張りましょう。